『マスター 先生が来る!』
2023/6/21ー7/2
原題:மாஸ்டர்
英題:MASTER
監督:ローケーシュ・カナガラージ 『囚人ディリ』
出演:ヴィジャイ、ヴィジャイ・セードゥパティ、マーラヴィカ・モーハナン、アルジュン・ダース
配給:SPACEBOX
宣伝:シネブリッジ
2021年/インド/タミル語/シネスコ/179分/PG12
https://spaceboxjapan.jp/master/
©️B4U Motion Pictures, ©️Seven Screen Studio, ©️X.B. Film Creators
<Story>タミルナードゥ州の州都チェンナイにある名門大学で心理学を教えるJD(ヴィジャイ)は、アルコール依存症気味の名物教授。大学の運営本部や教授会からは何かにつけて批判されるが、ユニークな教授法やルールにとらわれない自由な発想から学生たちには大人気。彼が実施を強く主張した学生会長選挙で暴動が起きたため、責任をとり休職し、700キロ離れた地方の少年院に期間限定で赴く。だがそこはギャングのバワーニ(ヴィジャイ・セードゥパティ)の支配下にあり、少年たちが薬物漬けにされて犯罪行為に従事していた。バワー二は、17歳の時に両親をギャングに殺されて保護施設に送られ、そこで辛酸を舐めた末に、成長して自身がギャングの元締めとなった冷酷非道な男。トラック運送業という表向きの商売の裏で、密造酒の流通から麻薬取り引き、マネーロンダリングまでを行い、敵や裏切り者は容赦なく殺す。支配を固めるために政治家になろうとすら考えている。少年院での虐待と犯罪の連鎖から逃れるためJDに助けを求めようとした2人の兄弟を、彼は嗜虐的にもてあそんで殺す。これにショックを受けたJDは、アルコールを断ち、バワーニの支配を終わらせ少年たちを更生させようと立ち上がる。