『夢二』 鈴木清順監督生誕100年記念「SEIJUN RETURNS in 4K」
WATCH NOW2024/12/4-12/22
英題:Yumeji
監督:鈴木清順
脚本:田中陽造
出演:沢田研二、坂東玉三郎、毬谷友子、宮崎萬純、広田玲央名、大楠道代、原田芳雄、長谷川和彦、麿赤兒
撮影:藤澤順一
照明:上田成幸
美術:池谷仙克
録音:橋本文雄
音楽:河内紀、梅林茂
編集:鈴木晄
記録:内田絢子
洋装:永沢陽一
写真:荒木経惟
製作:荒戸源次郎
4Kデジタル完全修復版監修:志賀葉一、藤澤順一
デジタル修復:IMAGICAエンタテインメントメディアサービス
提供・配給:リトルモア
共同配給:マジックアワー
1991 年/荒戸源次郎事務所/128 分/ヨーロッパ・ヴィスタ
公式HP:https://littlemore.co.jp/seijun4k/
大正浪漫を象徴的に生きた男に想を得て、清順美学はいよいよここに炸裂!女たちとの愛憎を漂泊し、詩を画にうたいあげた画家・竹久夢二を沢田研二が見事に体現。
画家・竹久夢二(沢田研二)は恋人の彦乃(宮崎萬純)と駆け落ちするため、金沢近郊の湖畔へと向かう。だが彦乃は現れず、湖上で夫の死体が浮かび上がるのを待つ女・巴代(毬谷友子)と出会う。逢瀬を重ねる夢二と巴代だったが、巴代の夫・脇屋(原田芳雄)の影が忍び寄り…。芸術家ゆえの苦悩に苛まれながらも、紙風船のごとく軽やかに色香をただよわせる男を『カポネ大いに泣く』につづいて沢田研二が見事に演じる。赤く染まる紅葉の金沢を舞台に、妖艶かつ壮大な幻惑譚が繰り広げられ、【浪漫三部作】の掉尾を華麗に飾る。宝塚歌劇団でトップを極めた毬谷友子が主役級での映画初出演を果たし、『太陽を盗んだ男』の監督ゴジこと長谷川和彦が俳優デビュー、そして坂東玉三郎は初の本格的な「男役」での登場と、清順映画ならではの豪華な顔ぶれがスクリーンを彩り、いよいよ華麗な、目も綾なスペクタクルの花火が打ち上がる!