










『ポーラX』
2026/3/11-3/29
原題:Pola X
監督・脚本:レオス・カラックス
撮影:エリック・ゴーティエ
出演:ギョーム・ドパルデュー カテリーナ・ゴルベワ カトリーヌ・ドヌーヴ
日本語字幕:斎藤敦子
配給:ユーロスペース
1999年/フランス・ドイツ・日本・スイス合作/カラー/DCP/135分
公式HP:https://carax4k.com/pola-x/
破滅に至る愛
レオス・カラックス最大の衝撃作
ハーマン・メルヴィルの問題作「ピエール」の映画化
『ポンヌフの恋人』から8年の沈黙をやぶりレオス・カラックスは『ポーラX』で復活した。原作は19世紀半ばのアメリカ小説、ハーマン・メルヴィルの「ピエール」。発表当時あまりに背徳的で虚無的な内容のため「メルヴィル発狂す」と報じた新聞まであったその怪物的小説を、カラックスは現代のパリに設定を変え、主人公二人の絶望の深み、そしてその果てにあるあらゆるしがらみからの超越を、壮絶なロマンティシズムの物語として描いた。
<Story>裕福で満ち足りた田園生活を送るピエール(ギョーム・ドパルデュー)と母マリー(カトリーヌ・ドヌーヴ)。そこへ「姉」と称して闇の世界から現われたボスニア難民イザベル(カテリーナ・ゴルベワ)の抗しがたい魅力に引き寄せられたピエールは、母も婚約者も家督も全て捨てて彼女とパリに出る。イザベルは本当の姉なのか? 運命に翻弄され、絶望へと吸い込まれていく二人をカラックスは仮借ない視線で見つめていく。